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2008年11月

2008年11月27日 (木)

紙を買う。



画材を買いに行ってきた。


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ひさびさの新宿、ひさびさの青空。


デビュー以来、
長年愛用していた原稿用の紙が
「ディザインド」連載にあたって
まとめ買いしたあたりから、
何故か違うものになっていて、
その確認に、世○堂さんへ。
「KMKケントの一番重いヤツ」という
これまでのアバウトな注文の仕方が、
悪かったんだろうと思う。


店員さん、紙見本を沢山出したり、
来店していたメーカーさんに何度も確認取ったりして、
「今、俺が使ってる紙が、一体何なのか?」を
一生懸命調べてくれた。
それらしいものが見つかったので、
サンプル注文してみる。
(店員さん、ご苦労様でした)


Image534


買い物が終わって外を歩く。
通いまくってた三丁目の飲み屋街に行ってみた。
歓楽街を昼間歩くのは、何か楽しくて、好きである。

2008年11月24日 (月)

昔むかしのこと・2



Baberu


金融経済の始まりは遊牧にある、という話を
しばらく前にしました。
今日はその続きです。
遊牧というものが歴史的に、
どう金融経済につながってくのか、
その流れをザッと辿ります。
長いです。
 にも関わらず、辿りきれないかもしれない。
 その場合は、内容を次回に繰り越します)

_________________________________


Manual3


昔むかし、
人間は狩猟、採集というスタイルで生活をしていました。
どれくらい昔かというと、
一万五千年前〜一万三千年前くらいまで。
(一万五千年前に、地球の気温が
 大きく上昇したそうです。
 何と、たった50年間で、平均で7度〜10度も!
 これ、とんでもない数値です)
このあたりまで、地球の気候は全般的に温順だった。
この頃、人間が作っていた社会は母系(女系社会)で、
女性が集団の中心に据えられ、
緩やかに人々を支配していました。
動物の群と同じように、
生活の中心は女にあった。
新しい血を入れたい時は、外から男を迎え入れ、
生まれて育った男達は、自然に群を出て行った。
略奪も、戦争も、そして「男性的で攻撃的な権力」も、
この頃までの人類は、まだ知らなかった、といいます。


そして徐々に、地球の気候が変化します。
寒冷化・乾燥化によって世界中の森林が後退し、
森や土地の恵みを受け取ることができなくなって、
人間は「農耕」や「牧畜」という人為的な食料生産の術を
編み出さなければ、生きていくことが難しくなりました。
(「牧畜」はあくまでも農業の中の一技術として、
 定住したまま行われたそうです。
 なので後の「遊牧」とは別物です)
環境が激変したけれど、人間たちの大多数はまだ、
同じ土地に住み続け、母系社会のまま暮らしていた。
一万五千年前〜一万三千年前くらいまでの間のことです。
(この頃のことをヤンガードリアス期、といいます)


そして、その後、気候はさらに寒冷化し、
「ミニ氷河期」がやってきます。


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ちょっと話がそれますが、
「地球温暖化」という「キャンペーン」が
資源開発を行っている利権団体によって
大規模に展開されていますが、
今の地球に起こっているのはもっと複雑な現象です。
正確にいうと、今現在起こっているのは、
「温暖化」ではなく「極端化」であり、
その結果として、
「ミニ氷河期」が始まろうとしているのでないかと
思われます。


3000000e0007


太陽の黒点活動が活発になってきて、
地球に降り注ぐ宇宙線の量が増え、
極地周辺の気温が上がり、
それが原因で氷河が溶けて、
巨大な氷床が切り離され、
海に流れ出していく。
温暖化キャンペーンの人達が
「太陽活動」を「二酸化炭素の増量」に
巧妙に言い換えて語っているのは、
ここまでのことです。
真実、というか、事実は、
以下のようなことだと思います。


海に流れ出した巨大な氷河の塊は、
当然溶けて、あたりの海を「冷やします」。
その結果、海の上の大気が冷え、
ユーラシア大陸に暖かい空気を運んでいた
「偏西風」の流れを変えてしまう。
「偏西風」の流れが変わると、
これまで暖かく温順だった
内陸部の気候が変化する。
あるところでは寒冷化・乾燥化が進み、
あるところでは気温の上昇と乾燥化が進む。
地球全体で、
人間が暮らしやすい気候の土地が減ってしまい、
極端に寒いところと、極端に熱いところばかりが
増えていくことになるのです。


つまり地球は、
(矛盾している感じがしますが)
ちょっと暖められると、
ミニ氷河期っぽくなってしまう
わけで、
ミニ氷河期というのは何かというと、


「人の住めない極端な環境の土地がどんどん増える」


ということです。
(なので、「温暖化」というのは
 原発開発で儲けたい人達が
 金儲けのために展開している大嘘であり、
 現在進められている温暖化対策では、
 今の地球環境の問題に
 歯止めをかけることができないのです)


そして、一番の問題は
熱いところでも寒いところでも進行していく
「乾燥化」です。
(これ、重要なキーワードです)


2007041028


さて、話を戻します。


ミニ氷河期(極端な寒冷化・乾燥化)が始まったのは、
だいたい8200年前〜7800年前のことと言われています。
緯度の高い土地はキンキンに冷え始め、
赤道に近い場所では湖も川も干上がっていく
強烈な干ばつが長い間続いたといいます。
(特に、「寒冷化」と「干ばつ」が酷かったのが、
 中央アジア高地の草原地帯で、
 ここにはたくさんの白人種・コーカソイド
 暮らしていました。
 これも「乾燥化」と共に、
 重要なキーワードとなります)
その結果、農耕を営んでいた多くの人間たちは、
土地を捨て、激しい気候による被害の少ない土地へと
続々と移動を開始します。
牧畜を行っていた人々は、家畜たちをすべて連れ、
住み慣れた土地から離れました。


ここで初めて、
「遊牧」という生活のスタイルが発生します。


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農耕・牧畜を行っている母系集団の一族は、
新しく生活する土地を探すために、
群の中の屈強な男達を選び、数頭の家畜を持たせて、
探索の旅に赴かせました。


男達が権力を発揮できる集団が、
人類史上始めて、生まれることになったのです。


男達は新天地を探して各地を旅し、
良い場所が見つかれば、すぐに故郷に戻って
女達と子供達を連れ、その土地に移住しました。
しかし、それが見つからなかった場合、
戻った男達は女達・子供達・子供達を連れて
一族ごと当てのない流浪の旅に
出発せざるを得なくなります。
(家畜を連れて、と書きましたが、
 旅の途中で自然に群れている羊の集団などを、
 馬を使って追い込み、連れ回した、ということを
 言っている研究者もいるようです。
 俺としては、こちらの方に真実味を感じます。
 連れて出た家畜たちを食べ尽くしてしまった後は、
 野生の動物の群に寄生するしか、
 生きる術は無かったと考えられるからです。
 ここで、


 「動物」を「家畜化」して「支配」し、
 乳を搾り取る(搾取する)「技術」


 が、確立されていくわけですが、
 それについては次回のエントリーで
 詳しく記そうと思います)
こうした理由から
ユーラシアの白人種を中心に、
多くの遊牧民族が生まれ出ることになったのです。


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そして7800年前〜5800年前くらいのあたりで、
厳しかった地球の気候がようやく緩み始めます。
ミニ氷河期が訪れる前の、
穏やかな気候に戻ったわけです。
特に、メソポタミア北部と南部の三角州をはじめ、
世界中の大河に沿ったいくつかの土地では、
水を豊富に湛えた湿潤で穏やかな自然が、
たっぷりと育まれていきました。
故郷を追われ、流浪を続けていた人間達は、
そういう土地に集まり始め、
「文明」の基礎を築いていきます。
世界四大文明の発祥です。
(エジプトはもっともっと遙か昔、
 あの砂漠がすべて緑で覆われていた時期から
 文明的な生活、都市生活が行われていたという
 話があるけど、激しく脱線してしまうので
 ここで触れるのはやめておきます)


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ユーラシア大陸では、
流浪生活を送っていた遊牧民の集団が
肥沃な三日月地帯と言われる
チグリス・ユーフラテスの川岸(メソポタミア南部)や、
イラクのアッシリア、シリアのハブール高原
(メソポタミア北部)へ向かって移動をはじめ、
再び農耕生活を行うための集落を築き始めます。
数十世代にわたる気の遠くなるような
「さすらい」の歴史が、一段落するわけです。
その安心感とゆとりがもたらした膨大なエネルギーが
爆発的に文明を進歩させたのかもしれません。


でも、この期間も長くは続かない。


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5800年頃から再び乾燥化が始まります。
安定し定住していた人々は、
再び流浪の生活を強いられることになってしまう。
多くの人々が村を捨て、食べ物を当てもなく探し回り、
目減りした暮らしやすい土地の周りを
再びさすらうことになる。
これに対して、
乾燥化をまぬかれた土地に住んでいた人々は
あたりをうろついてる貧しい人々が侵入してこないよう、
自分たちの村とそうでない場所を
塀などで囲んで守るようになっていく。


これが後の「都市国家」の雛形となり、
やがて「国」という概念を
作り出していくことになるのです。


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(この時期に、大きな気候変動があって
 大洪水がメソポタミア一帯を襲った、
 という話があります。
 乾燥化が進んで樹木が少なくなった土地で
 大きな洪水が起こると、
 その被害は甚大なものになる。
 その時の洪水が、ノアの箱船物語を筆頭に、
 世界中に跨る洪水伝説のもとになった
 大災害らしいと言われているのですが、
 やっぱり脱線するので、別の機会に)


そして、このあたりから、
4200年前頃に至るまでの間、
地表の乾燥化が進み続けたことにより
(4200年前頃に、
 287年間の間、乾燥しっぱなし、という時期が、
 ユーラシア大陸の北部・中央部を中心に
 あったという話です。
 《氷河をボーリングして氷の層を調べたり、
  湖の底に堆積している泥の層の年縞を
  調査することで、気温や気候の変化が
  年単位・季節単位で細かく判定できるらしい》
 江戸時代に匹敵する時間、
 飢饉と干ばつが続いていた、ということですから、
 想像を絶する状況です。
 アジアでは同じ頃、寒冷化が原因で
 大挙して遊牧民が南下したため、
 長江周辺の文明が崩壊した、と言われています)
遊牧部族と定住農耕民、
また遊牧部族同士の間での、
食べ物をめぐる緊張が高まり、限界を迎え、
人類史上初の
略奪を目的とした大規模な闘争、


「戦争」


が、あちこちで発生するようになります。


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(ここでいう「戦争」というのは
 「軍事国家」同士のぶつかり合いではなくて、
 「飢えた遊牧民族の集団」vs
 「農地を守りたい農耕牧畜民族の集団」

 という図式です。
 原始的な戦争は、
 貧しい者たちが、豊かな者たちに対して行う
 「略奪行為」だったわけです)


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西暦で言うと、
紀元前2200年前後あたりのこと。
ローマもギリシアも無く、
キリスト教やユダヤ教、イスラム教のような
絶対一神教も無い。
そんなころの話です。

____________________________________


以上、ものすごくおおざっぱに
地球の気候の変化と
遊牧民が発生するまでのことを
辿ってきました。


「気候の極端化・乾燥化」
という自然現象がなかったら、
人間はずっと狩猟・採取という生活を
続けていたに違いないし、
そこから進化した農耕・牧畜という生活スタイルすら、


「自分が生きていくのに必要な食べ物を
 赤い血を流す他者(動物を含む)の命を奪うことなく
 自給自足で蓄えられる」


とても自立的かつ穏やかなものであったわけです。


でも、
地球はすべての人間に、そんな生き方を許さなかった。
一部の人々が「遊牧」という苛烈な生活に追い込まれ、


「他人の持ち物を奪い」
「その為には動物・人間を問わず
 殺すことを厭わない」


殺伐とした習慣を
身につけるようになってしまった。


このようにして、
殺さず破壊せずに
欲しいものを物々交換で手に入れることが「経済」の、
それが成立しない場合、
力づくでそれを奪うことが「戦争」の
原型となっていったのです。


そして、それを始めたのが、
もっとも乾燥化の激しかった土地に住んでいた
「白人種(コーカソイド)」の父権集団であり、

かつては自然と和合し、
大地の恵みを感謝して食し、
必要があって動物を殺さなければならない時は
一族すべてで森の神に祈り、
母の母の母の血脈を絶対的ルーツとして崇め、
他の土地に暮らす人々と同じように
狩猟・農耕・牧畜生活を
穏やかに営んでいたであろう白人たちが、
生き延びていくために、それらのルールを
踏み越えねばならなくなった時、
自分たちを正当化するために生み出したのが
これまで存在しなかった新しい宗教、


「絶対一神教」


でした。



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「自分たち以外の生き物は家畜である」
「だから、自分たち以外の生き物は殺しても良い」
「だから、自分たちは富を奪っても良い」
「だから、自分たち以外の人間は騙しても良い」
「なぜなら神は、そのように世界を作られたのだから」


それが、
ユ○ヤ教の聖典「タルムード」
(古代ユ○ヤ教のルーツにつながらない、
 6世紀頃に成立した聖典です。
 エルサレム・タルムードと
 バビロニア・タルムードと言われるものが
 あるそうですが、現在タルムードといえば
 主に後者を指すそうです)
に書かれていることの大筋です。
この教典に書かれている
恐ろしいほどの自己正当化は、
彼らの祖先である遊牧民が生きてきた環境の
貧しさ・過酷さを物語っているように思えます。


ユ○ヤ教だけではなく、
遊牧民を祖先にもつ白人種(および砂漠の民)が
信仰している宗教のエッセンスは、
「自分が正しく、自分以外の物事は間違っている」
つまり、


「神に許された形以外で、
 他人や他の生き物に共感することを禁止する」


ということに集約され、
もっと言うなら、彼らは
生き残るために行わなければならない
全てのタブー破りを正当化するために、


自分たちの作った神以外の
すべてに対して自閉した


のです。
(そういうものを作り出して
 自分たちの意識を組み変えなければ、
 一緒に暮らしてきた愛着のある家畜を殺して
 その血を呑み肉を食べたり、
 見知らぬ人達を殺して奪って、
 最悪の場合、その亡骸を食べたり、
 というようなことは、とてもとても精神的に
 耐えられるものではなかったのでしょう。
 西洋の人々が宗教において
 「罪」に対する贖罪の意識を
 必要以上に謳い上げる理由は、
 この辺にあるのではないか、と
 個人的には思っています。
 だからといって、
 彼らが押しつけてくる身勝手な理屈を
 全てよしとできるものとは、
 全く思っておりません)


(★ここでいうコーカソイド、とは、
  ヨーロッパ系コーカソイド
  《フランスからイギリス、北欧に至る
   北大西洋沿岸に住んでいる人々。
   中東地域から中央アジアに進出し、
   ユーラシアの内陸を経由して
   ヨーロッパ北部に移住した人達。

   ギリシア・イタリアなどに住む
   地中海コーカソイドは、
   くくりの違うグループに属する》
  のことを指します。
  《さらに言うと、
   イラクなどのアラブ諸国や、
   トルコ、アルメニアなどに住んでいる
   いわゆる中東の人達も、
   コーカソイドとして分類されます》



 これ、すべてコーカソイド(白人)と言われる人達です。
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 ウクライナの人、トルコの人はもちろん、
 砂漠の民・ベドウィンやアフガニスタンの人たちまで、
 みんな白人だったんでした。
 つまり、ユーラシア大陸の遊牧民は、
 モンゴル人以外、全部白人、ってことになります。



 人種の分布図。
 赤と赤の斜線に塗られた部分がコーカソイドの住んでいる土地。

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  白人、と言えば、
  金髪碧眼の人々という
  イメージが俺たちの中にはありますが、
  意外なことに、彼らの人種的ルーツは
  中東地域の黒目黒髪の人々にあったのでした。
  ユ○ヤ教を母体にして、
  イスラム教、キリスト教が生まれ、
  それぞれが別の宗教ながら、
  同一の神を信仰していることも、
  人種的なルーツが同じである、
  ということを知ると
  納得できるものがあります★)


そういう人達が、今の世界で
世界の実体経済・金融経済・エネルギー資源を、
根本において支配している。


四季のある自然に恵まれた島に住み、
腹が減ったら山にいって木の実をもぎ、
海や川で魚を捕ってきて、
ただそれだけで何万年も生活することができた
温帯のモンゴロイド「日本人」と、
「彼ら」の生きてきた環境は、
全くの別物です。
「俺たち」と「彼ら」の違いは
「生きてきた土地の豊かさと貧しさ」に、
まずは、あるのだろうと思うのです。


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_________________________________


ものすごく長くなってしまったので、
今回はここまで。
(概要は何とか辿り切れたと思うけれど・・・
 いかがでしょう?)


次回のエントリーでは、
遊牧の民(彼ら)と農耕の民(俺たち)の違いを、
より具体的にポイントを押さえつつ、
遊牧がどのようにして経済活動を生み出したか、
記していきたいと思います。

2008年11月20日 (木)

天然。



久々に漫画の話。


「アスリートで天然」という
キャラクター設定を考えていて、
実際にどんなひとがいるのかな、と思って
色々と調べてみたけれど、
行き着いたのはやっぱりこの人だった。





無敵ですね。


「ダッと入ってきて、バァーン!」みたいな、
擬音で子供達や選手達に指導しているんだけど、
それを天然とは俺は全然思わなくて、
考えてみたら「キリコ」や「クリオ」の頃、
アシスタントの人達に

「ギャッと来て、ダンとなって、ザーッって感じで」

などと、
擬音連発で作画や仕上げを指定していた自分を思い出し、
もしかしたら自分も天然だったのかもしれないことに
今さらながら気がついた。
(あのころのアシさんたち、
 ホントによくこちらの意図をくみ取ってくれたと思う。
 感謝してます)





おまけ。たけしと長嶋+馬場。

残念。



シリアスなエントリーが多いので、
笑っちゃうようなバカっぽいネタを
アップしようと思ってたけれど、
今回はスルーします。


年金畑の厚生元事務次官の夫妻が刺殺され、
その上司にあたる元事務次官の妻が
刺されて重傷を負った事件。


テレビのコメンテーターが
「劇場型犯罪の可能性がある」
「自己顕示欲を満たすための個人によるテロ行為」
かもしれない、と、
ついさっき熱く語っていた。


ミスリードを狙うにしたって、
一般大衆をナメすぎだと思う。


真相は決して明かされないだろうし、
実行犯が逮捕されたとしても
彼(彼ら)は真実を語らない。
語ることなどできないだろう。
今回のことで松岡農水相の不可解な自殺と、
↓の事件のことを思い出し、やるせない気持ちになった。



日本病の正体〜石井鉱基議員刺殺事件


コンビニエンスなお笑い芸人が
テレビを賑やかしている裏で、
利権がらみの暗殺と脅迫が平然と行われ、
宅配業者に変装した殺人者が
血まみれの刃物を隠して住宅街を駆け抜ける。
そういう国で俺たちは暮らしている。
何も知らずに。


だからといって、
メディアで流されている
嘘くさいシナリオを鵜呑みにするほど、
俺たちはバカでもなければ、
マヌケでもない。


2008年11月18日 (火)

GET WILD 〜 十牛図のこと



引き続き、唐突だけど、十牛図の話。


たましいのこと―十牛図で考える人生


十牛図とは、
十枚の絵を使った禅の絵解きテキストです。
牛は動物的な本能、根源的な生命力であり、
人は俺たちが普段「自分」だと思っている、
表層意識の象徴。


自分の生き甲斐を探して
社会を彷徨っている若者が、
あるとき「牛」を発見し、
「牛」を追いかけ、捕まえようし、
その戦いに疲れ果て、
疲れたが故に「牛」と和合し、道連れとなり、
その交歓を楽しみながら歩を進め、
やがて「家」にたどり着く。
ここまでで十図のうちの、まだ七図。
終の棲家を手に入れた段階で
「人生は上がり」というのが
一般の感覚だと思うけれど、
禅における人生の展開は、この後まだ三図ある。
占星術研究家の松村潔氏は、
今の日本で十図目まで到達している人は、
ほとんどいないのではないか、と言っている。


「望む仕事が手に入らない」
「借金から逃れられない」
「人間関係のトラブルが続く」
そういうのは、才能とか、性格とか、
収入能力の問題の前に、
「人」と「牛」に象徴される、
心の葛藤に原因があったりする。

_____________________________________


さて、ついこの間まで、俺はこの絵の中にいた。


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漫画家としてデビューした時に、
このヘンは抜けたと思っていた。
でもそれは間違いだった。
作家になったことが、この絵の段階の始まりだった。
俺の「牛」くん
(どっちかっていうと「馬」かもしれない)は、
とても頑固で、言うことを聞かず、暴走ばかりしていた。
俺は「牛」くんに手を焼き、「牛」くんを責めた。
でも、裏の裏で、俺は「牛」くんの「共犯者」だった。
「すみません、ホント『牛』くん、わがままで」
みたいなことを人に対して言い訳し、
何もかも「牛」くんのせいにしながら
影では「牛」くんを応援していた。
突っ走れ、と思っていた。
ブッ壊せ、と思っていた。


人に迷惑かけたっていい、
お前はお前のままでいろ、
と。


とんでもないダブルバインドだ。
そして、
そんな自己欺瞞っぷりに
全く気がついていなかった。


葛藤っていうのは、欲望の深い人が、
「両方とも欲しい、欲しい」と
自分と世間に駄々こねてみせる
パフォーマンスなんだと思う。
そういう意味で、
俺はとても狡かったし、欲深かった。


でも、それも、いつかは終わる。
疲れてしまえば、人は飽きる。


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最近は多分、このあたり。
綱引きに疲れ、なのに、不思議と清々しい。
これまで関わっていたのとは
別の種類のエネルギーと
バイパスされる予感がする。
(視点の位置が、
 地上3メートルくらいに上がった感じ。
 自分で自分を見下ろしている気分)
こんなふうに感じるのは、きっと
この絵の入り口に立てている
証拠なんだろうと思う。
今、やっと、
「自分、自分」の時期が終わりかけてる。
やっと「牛」くんと一緒に
並んで歩いていけそうだ。


そして、十年後の目標は、ここ。


Image526


もしかすると
この絵を実現するころには、
「人生の上がり」を
迎えてしまっているかもしれない(笑
それならそれはそれでいい。
きっと上等なんだろう。


「太陽」のカードとともに、
今のうち、と思って、メモしました。


2008年11月17日 (月)

Le soleil ~ 第三の場所



唐突だけど、タロットの話。
(今回のエントリーは、自分のためのメモ書きです。
 意味不明でしょうが、わかんなくても御容赦を)


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大アルカナ NO.19 太陽のカード


庭の中で二人の子供が遊んでいる。
空では太陽が燦々と輝いている。


この子供たちは、性質も性格も異なっている。
一人は訓練された社会的な役割の象徴で、
(親、教師、上司、部下など、職業や立場)
もう一人は本能的な感情・感性・欲望の象徴。
(未調整で未分化で未発達な幼い衝動)
この二人は絶対に相容れない。
放っておくと、どちらかが主導権を取ろうとして
権力争いが始まってしまう。


タイプの異なるふたつの意識が
否定し合うことなくお互いを認め合い、
目的の実現を目指して
力を合わせ、協力し合う・・・
次のカード「審判」を経て、
最後のカード「世界」に至るために、
一段高い視点を手に入れることを
太陽のカードは促している。


このカード、
しばらくの間、
自分のテーマになりそうだ。


90度の角度で交わる二つの意識が
主導権争いを繰り返し、
心が葛藤している状態が
何年もしつこく続いていた。
そのせいで、
何冊か本を描けるだけのエネルギーを
無自覚に浪費してきた。


「ディザインド」を描くチャンスを
与えてもらったおかげで、
そういう自分をハッキリと
自覚することができた。


要するに、
「仕事の依頼に全力で応えたい」
という自分と、
「湧き上がってくる衝動に
 どこまでも忠実に表現したい」
という自分は、
どちらも本性であり本体だということを
認めてやればいいんである。


片方を立てるために、
片方を犠牲にしてはいけないんである。


でも、理屈だけのみ込んで
「認めなきゃ」「協調しなきゃ」と
押していくのは逆効果。


今はただ、イメージすること。
二つのポイント(二人の自分)から
目的の場としての「第三のエリア」に、
(カードに描かれている太陽がそれに当たる。
 俺にとっては、出版社との関係、および、
 作品を作り出していく行為)
エネルギーが注ぎ込まれているビジョンを
思い浮かべるクセをつける。
言葉を使わないやり方で
意識の底に刷り込んでいく。


葛藤が無くなるだけで
思ったこと、望んだことが
実現するスピードが上がっていくはず。
(止まっている時間が激減するため)
その流れに乗っていこう。


2008年11月15日 (土)

思うところあって



平成ゴジラシリーズをぶっ通しで5本観る。


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2001年、2002年、2003年公開のものが、
面白くって驚いた。
特に2001年、2002年の二本!


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やー良かった。
グッときました。

2008年11月13日 (木)

昔むかしのこと・1



Museum30


経済と金融のことに興味を持つようになって
ネット上の記事をあれこれと読み、
世界市場に強い影響力を持つ資本家達が
これまでどんなことをしてきたのか、
これから何をしようとしているのか、
知れば知るほどに膨れ上がっていく
素朴な疑問がひとつある。


彼らの動機が、よく分からないのだ。


Frb


人間の欲望は、対象が手に入った瞬間から
急激に目減りしていくものだ。
「ものすごく欲しかったけれど、
 手に入れたみたら、こんなモンか」
車でも時計でも服でも家電でもアクセサリーでも、
手に入れてしばらくすれば、執着は枯れて、飽きてしまう。
手に入らないからこそ、強く抱く。
それが欲望の本質だろう。


ただ金が欲しいから、
宗教上の予言を実行しなければならないから、
ということだけで、
幾世代数百年にも渡って

金と権力に強く欲望し続ける、なんてことが
本当にできるものだろうか?
もしできるとしたら、
彼らは人間としてとても不自然な存在だ。

(一族の血が、金儲けに飽きてきて、
 三代目だか四代目だかで放蕩したり、
 人に騙し取られたりする方が、
 どう考えても自然だし、とても人間らしく思える。
 だけど彼らには、世代ごとの波が無い。
 
 先々代も、先代も、現役も、
 ブレることなく全く同じレールの上を
 走り続けているように見える)



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Rockefeller


ある種の血に連なる人間たちが
巨額の金銭を操作して
世界の政治と経済を動かしてきたのは
間違いのないことだろうし、
現在もそれは続いている。
俺たちが政府の代表だと思っている人間が
じつはただの「役者」でしかないことは
無視することが出来ない事実だ。


でも、それは
何千年何万年という人類の長い歴史の中で、
たどり着くべくしてたどり着いた
政治運営の形かもしれない、と
最近では思っている。


国民の投じる一票が
確かに力を持っていたのは
ギリシアの都市国家時代までだし、
有能な独裁者がヒモつきでなく
国家の頂点に君臨できたのは
ローマ時代の前半までだ。


国家の力を企業の力が
上回っている現代に、
陰謀抜きの政治は無いし、
裏のない経済も無ければ、
傀儡でない政治家もいない。
真実を報道するメディアが
あるわけないのは尚のこと。


だからと言って、
無慈悲な連中が作った嘘くさいカラクリを
黙って受け入れるつもりは無い。
次々とセットされる芝居や罠をブチ壊す力は
俺たち一人一人にはないけれど、
過去の人達ができなかったことで
出来ることが一つだけある。


彼らの作ってきた(そして作ろうとしている)
「シクミ」を知ること。
知って、その上で、自分の人生を生きることだ。


Diagram2


で。
デリバティブだサブプライムローンだ
金融破綻だ世界恐慌だと
あれこれ事象を調べ、部分部分を知って繋げて、
今まで見えなかった世界をチラッとかいま見たことで、
「何も知らなかったな、俺」
「ひでーことすんなあ、舐められてんなあ」
と、ショックを受けはしたけれど、
「ロックフェラーは敵だ、潰せ」
「ロスチャイルド一族は人類の癌だ」
と考えるところに、ストレートに俺は行けなかった。


思ったことは「なぜ?」である。


「何故そんなにも奪うのか?」
「何故そんなにも殺すのか?」
「何故そこまで破壊するのか?」
「奪い殺し破壊することに、
 どうしてそんなに躊躇がないのか?」


「権力者は無慈悲に殺すし、
 支配して徹底的に搾取する、
 そんなことは当たり前」
という
思考停止っぽい一般論を乗り越えて、
彼らの動機の根を掘り返し、
納得できる答えを見つけたいと強く思った。
彼らの目が世界をどんなふうに見ているか
少しでも知ることで
これからの自分と家族の生き方を
見定めることができるかもしれない・・・
そんなふうに思ったのだ。


そのためにまず、
彼らと俺たちの違うところ
探ることから始めてみた。


日本と一部のアジアをのぞいて、
世界のほとんどは聖書発想で生きている、
ということを、どこかで聞いたことがある。
(キリスト教とイスラム教とユダヤ教は
 同じ一つの神様を崇めている、って
 知ってました?
 俺はちょっと前まで知らなかった)
確かに彼らと俺たちは、
まったく違うルールのもと、
まったく違う世界を生きているんだろうと思う。
けれども、聖書の世界を信仰している
アメリカ人やヨーロッパ人達ですら、
今回の金融危機で大きなダメージを被っている以上、
彼らと俺たちの『隔絶』は、
宗教の違いでは片付けられない。
何て言うか、もっと、
生きることの根幹に関わる部分が
決定的に違った形をしているように思えて
仕方ないのだ。


で、ここしばらく、原稿仕事の息抜きもかねて、
金融資本家のほとんどの人達を占めるユ○ヤ人の、
そのルーツについて調べていた。


そして、答えの手がかりになりそうなものを
いくつか見つけることができた。


キーワードは、何と「遊牧」だった。
(ものすごく意外な言葉だった)


8362


Nomad1


自然を崇め自然によりそって生きてきた人間という存在を
根本的に変えたのは、
「遊牧」という生活スタイルである、ということだ。


「遊牧」が父権を産み、
「遊牧」が経済を産み、
「遊牧」が法律を産み、
「遊牧」が一神教を産んだ。


「遊牧」が犯罪を産み、
「遊牧」が戦争を産んだ。


そして遊牧が、
人間を人間たらしめた他人に対する「共感力」を破壊し、
利益と権利ばかりを重視し自己正当化を美徳とする
左脳社会を作り出した原因なのではないか、
というのだ。


Yubokuweb


B875860_2


ユ○ヤ人
(旧約聖書に書かれている
 ヤコブの系譜に連なる人々はもちろん、
 ユ○ヤ教に国ごと改宗した
 ハザール系アシュケナージの人々も含める)
は、遊牧を行っていた先祖の血脈を持っている。
対して日本人、漢民族系の中国人、東南アジアの人々、
南北アメリカ大陸の各地のネイティブの人たちは、
狩猟・農耕・牧畜を生業にして生きてきた人々だ。


その辺りを掘っていくと、
九州の武士と新潟の漁師を先祖に持つ
ウルトラローカリストの俺でも
納得できる答えが見つかりそうな予感がする。


さらにこのことは、
執筆中の漫画「ディザインド」はもちろんのこと、
中断したままの小説の核心部分にも関わっている。


このテーマ、
今後数回に分けて、
記事にしていくつもりです。

2008年11月11日 (火)

1111



ゾロ目の日。


Image514


「ディザインド」第二話140ページ脱稿。


これで昨年から描きためてきたネームを
全部原稿にできました。


お疲れ。
いやー長かった。


そして、すぐに(ようやく)
新展開であり、本編テーマの、第三話に突入。
編集者との打ち合わせも、
ワクワク感溢れるものになった。
さらに気合いを入れて取り組んでいくつもりです。

2008年11月 1日 (土)

ただいま原稿中



Image502
ディザインド 第2話 最終回


新規の記事は、山場越えたらUPします。
それまでは、以下の動画で。


  * * * * *


『Monopoly Men』
アメリカのドキュメンタリー。
国際金融資本の詐欺的手口に
鋭く切り込んだ意欲作です。



『アーロン・ルーソが語る真実』
ハリウッドの映画監督、故アーロン・ルーソが、
ロックフェラー一族の友人から聞いた話を暴露。
911の自作自演説、
そして国際金融資本に属する人間たちが
一般人をどのように考えているかが語られる、
生前の貴重なインタビューです。



『信用収縮は何故起きたのか?』
NHKスペシャルの抜粋です。
レバレッジ、とか、サブプライムローン、とか、
さんざんニュースで聞いてるけれど
詳しいことはわからない、
という方が多いんじゃないかと思います。
これを観ると、きっとよくわかるはず。
アメリカの証券マンと不動産業者のデタラメっぷりが、
簡潔に説明されてます。



以上、三本立て。
三連休でお時間のある方は、ぜひどうぞ。


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 画質が悪くて観れん、という方は
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